【コラム】音楽が言葉を無効化する瞬間
コラムを書きました!
主な内容
・歌における普遍的な歌詞とは
・音楽の持つ力の怖さ
・関白宣言の歌詞について
コラムの全文は、月額サポートメンバーの方のみご覧になれます🙇♂️
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・音楽の持つ力の怖さ
・関白宣言の歌詞について
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スガナミユウ
2023.09.22
サポートメンバー限定
普遍的な歌詞というのはどういうものだろうと考えたときに、いつも思うのは、普遍的な歌詞というものは存在しないということ。
たとえば、昭和や平成の名曲とされるもので今は聴くのが辛い歌詞というものが多数存在すると思う。
当時は、ヒット曲としてたくさんの人に愛され、スタンダードとされてきた曲。それらは、実際に当時のマジョリティの普遍性や価値観を元に作られていたのだと思う。ようは、歌詞の中の世界観が数十年後に通用しなくなる世の中などまったく想像せずに作られている。むしろ疑いなく良い価値観として作られ、情緒溢れる素晴らしい音楽のムードに誘われ、言葉の本質的な意味をある種無効化してきたのだと思う。
代表的な例でいうと、さだまさし氏の関白宣言。これは一語一句、家父長制そのもの、これぞ家父長制、日本社会と言える曲。