日記 2023.09.18~2023.09.23
主な内容
・インボイスについて (記事無料部分)
・音楽について
・バンドHAZY SOUR CHERRYについて
・初ライブを観る(The Tippy)について
・民族差別について。杉田水脈衆院議員、松野博一官房長官の発言について。
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09.18
朝からLIVE HAUS。
買い出しのついでにSANDWICH CLUBで朝食。小麦アレルギーの私はパンが食べられないので、米粉のパンを持参して作ってもらっている。特別な対応にいつも感謝。ツナのサンドイッチ、美味しかった。
LIVE HAUSは、大学のバンドサークルのイベント。
受付と並行して、昨日に引き続きExcelの計算表作り。作り始めると理想の使い勝手になるまで止められないスイッチが入る。こういう計算式を入れたいなというのを色々調べつつ、実際に数字を打ち込んでみてエラーがないか調べたり、実用性をジャッジしたり、楽しい。
コピーバンドの漏れ音を聴きながら。
ライブハウスにいると、サークルでコピーバンドをやっていた子が、半年後にはオリジナルのバンドで出てきたりするから面白い。
コピーも楽しいし、みんなそこから入るけど、自分たちの曲でライブをしたいと思う瞬間って、自我の目覚めに近いというか、それをやるかやらないかは本当に紙一重で。自分たちの曲のバンドを始めるって、個として立つってことだから、それはもう憧れてコピーしていたそのバンドとなんら変わらない地点に立ったということだと思う。あっ、でも、自我の目覚めってギターを初めて買った時とかもそうか。コピーバンドも楽しいですよね。
行けなかったが、気候変動の危機を訴えるためのマーチ #CLIMATEMARCH0918 の盛況の様子がストーリーズに流れてくる。マーチの写真から、良い光景だったんだろうなと想像する。運営の方々、参加した方々へ労いの気持ちと、自分も生活の中で気候危機に対して何が出来るかを考え日々実践し続けようとあらためて思った。
09.19
朝ごはんを作り、昼からミーティング。
インボイス制度が10月から開始になる。
現状リヴハウスとしては、適格請求書発行事業者でなくとも、これまで通り出演や依頼を続けることを確認した。そうしなければ周りのミュージシャンやクリエーターは駆逐されてしまう。
それにしても、このインボイス制度は、依頼主と事業者が消費税を押し付け合う格好となる、史上最悪の悪手だと感じている。
インボイス制度が始まれば、会計業務も大変になる。税理士や会計士にもこれまで通りの値段で業務を委託することが難しくなる。適格請求書発行事業者であるかの確認や請求書の書式の確認など、店としてもやることが増える。
個別具体にはなるが、売り上げが10%減になるケースも出てくる。
ライブハウスやライブ興業の粗利はどれくらいかご存知でしょうか。
リヴハウスに限って言うならば、粗利は5%から10%。
例えばその日10万円売り上げたとしても、店に残るお金は5千円からよくても一万円。もちろんイベントによっては赤字の日や月も少なくありません。
商売として破綻している、と言われればそれまでなのですが、
仕入れや機材費、電気代、あらゆる経費が高騰していく中で、
家賃の高い東京で、箱を安く使ってもらえるように金額を設定しながら、 文化やスタッフの雇用を守ることがやりたいことで、
そこへ、インボイス制度により、売り上げ10%減の可能性を突きつけられるわけです。
しかも、それを押し付け合うのが、目の前のミュージシャンや取引先という地獄のような話が現実に迫ってきている。
インボイスに関しては、右左思想関係なく、不安や不満を感じやすいイシューだと思うが、その先にあるのは、やはり、政権の交代、新自由主義からの脱却、多様性や文化の保護、軍事費の増強など戦争社会への懸念、反対。そういったものが必要であると個人的には感じている。