ニュースレターを始めるにあたり。
-言葉を失う前に-
先日、とあるトークイベントに登壇した際のこと。
きっかけは、、友人から聞いた話で、なるほどと思うことがあって。
先日、とあるトークイベントに登壇した際のこと。イベントの前に、今日のイベントに荒らしが来たらどうしようなどと私が不安を漏らしていたのですが、出演者の友人から、今日は有料のイベントだから荒らしが来る確率は低いという話が出て、その流れで、配信のトークイベントなどでも、無料の場合と、数百円でも有料化している場合では、コメント欄などの荒れ具合が全然違うということを教えてもらいました。色々と自分なりのこれまでを振り返ってみた時に、確かにそうかも、と腑に落ちて、何かを発言する際の心理的安全性について考え出しました。
発信者としてどうしても思ってしまうこととして、私は、SNSなどで何か意見を表明した時に、発言が拡散されればされるほど、嫌な気持ちになることがあります。誹謗中傷、レッテル貼り、マウンティング、憶測による噂など、それらはフィルターバブルを破った証左だと自分に言い聞かせてきましたが、その中で傷つき、少しづつ言葉を失っていくことに気づきました (それだと誰かの思う壺なんだろうなとは感じつつも)。
個人的に、コロナ禍での市民運動や署名活動などの日々から、生活が日常にシフトしてきたこの1年くらいで、不特定多数の人に言葉を届ける必要性が次第に無くなってきました。また、自分のイメージが固定化されているように感じ違和感を覚えることが多くなりました。それより、ひとりでも読んでくださる方がいて、自分が設けた安心な場所で言葉を綴っていきたいと今は考えるようになりました。
そういったことが、ニュースレターを始めるに至った経緯になります。
そして、興味を持って読んでくださる方にこそ心苦しいのですが、前述した安全性の担保として、この後の記事からは有料の記事(100円〜300円位)にしてみようと思います。
また、これも重ね重ねおこがましいのですが、有料にあたり、価値のある文章を書かなきゃとか、定期的に書かなきゃとか、責任感を持って取り組むことも考えてないので、購読についてはその点もご留意の上ご検討頂けたら幸いです。
追記・訂正
TheLetterの仕様上、記事毎の個別の有料化が難しく、有料の記事はサポートメンバーの方のみご覧になれます。サポートメンバーの月額の料金は設定出来る最低価格¥500に致しました。無理せずご検討ください。
スガナミユウ
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